保育士不足により条件がよくなった
現在の保育士の求人は、昔と比べてかなり条件のよいものが多いです。
保育士不足は深刻な問題となっていますが、だからこそ保育士の求人は現在売り手市場であると考えることができます。
ほかの項でも触れましたが、保育士不足の一番の原因として、低賃金であることが挙げられます。
では、この問題が少しでも解決すれば、保育士不足も解消できるということ。そこで、今まででは考えられなかった有利な条件での求人がとても増えているのです。
もちろん、仕事内容などを考えると、まだまだ一般企業に比べて良い条件であるとは言いがたいですが、それでも保育士として働きたいのに、あまりにも賃金が低すぎて自活もできないため、仕事に就くことをためらっていたという方にしてみれば、かなりよい条件だと感じるようです。
保育士資格を持っている人は多い
保育士は現在全国どこでも不足しているといわれていますが、保育士の資格を持っている人というのはとても多いのです。
また、担任をもつような保育士は、保育士の国家資格を取得していないと業務に入ることは難しいのですが、パートの保育補助などは、資格がなくても業務を行うことができます。
こちらも、これまでよりもかなり好条件で求人を出すことによって、パートの応募率がかなり高くなってきているようです。
正規雇用の保育士より、パートの保育士のほうが時給などの給与設定がお安いのはみなさんご理解いただけるかと思いますが、実際にその募集内容を見てみると、あまりの賃金の低さに驚いてしまうと思います。
保育園の外などに、貼紙でパートの保育士募集をしていることがままあるのですが、内容を見てみると最低賃金に毛が生えた程度の時給であることも多く、これではスーパーでレジ打ちをしていたほうが時給が高いのでは！？と感じてしまうほど。
これは保育士も不足してしまうでしょう。
そのため、このところ条件をよくした求人が増えてきているのですが、これはある意味当然といえます。
ただ、今後保育士不足が解消されたきたときには、また雇用条件が悪くなってきてしまうことも考えられますので、よりよい条件で働くなら、今が一番のチャンスかもしれません。
保育士不足の解消のために、国や自治体が大きく動いている今なら、納得のいく条件下のもと働くことができるでしょう。
求人情報のチェックについては、インターネットの保育士募集サイトで手軽に確認することができますので、ぜひアクセスしてみて。
働きたいと思う保育園が、たくさん掲載されているかもしれませんよ。